こんにちは。Ruikoです♪
手や指が《 第2の脳 》と言われていることをご存知でしょうか?
赤ちゃんに限らず大人になっても手先を使うことは、脳に大きく刺激を与え活性化させる力があります。
私の息子たちは0才の時から幼児教室に通っているのですが、お教室でいちばん多く耳にするのが「手や指先をしっかり使いましょう♪」という一言。
「おとな以上に乳幼児期に手先を使うことが大切」ということを学びました♪
脳の神経細胞は3才までに60~80%が出来上がるといわれ、幼い時から手先をよく動かしていると手先も器用になり、手先が器用な子ほど、知能も高い傾向があるそうなんです。
いちばん効果的な時期にたくさん手指を使う遊びをさせてあげることは、こどもの能力を引き出してあげられる1番の方法なのかもしれません。
ここでは、私が幼児教室に通い学んだことも含め、2人の育児をする中で『0才児でもムリなく楽しくできる!』と思った指先遊びをいくつかご紹介していきたいと思います♪
子育て真っ最中の方はもちろん、幼児教育に興味がある方、はじめての育児で毎日赤ちゃんとどう過ごしていいか分からないという方
の参考になれば嬉しいです♪
0才から楽しくできる『指先遊び』7選
1.ラトル遊び
え?ラトル?と思った方もいらっしゃいませんか?(私がそうでした..笑)
ファーストトイとしても選ばれやすいラトルですが、実は手先を動かすという観点から見てもとてもいいおもちゃだったのです♪
ラトルの何がいいかというと「握る」という動作です。
「にぎってなめる。にぎって見る。にぎってフリフリする。」
これらの動作は小さい赤ちゃんにとっては立派な手先運動となります♪
最初は「握る」だけしかできないですが、成長とともに振って遊んだり、右手で持っていたものを左手に持ち替えたりと自然に高度な作業ができるようになります。
当たり前のことかもしれませんが、赤ちゃんにとっては大きな変化でもあり成長でもあります。自然に手先運動を促すためにも、早い段階から赤ちゃんの身近に置いておきたいアイテムです♪
我が家ではエド・インターから出ている、木製のラトルをチョイスしました!
赤ちゃんの小さい手でも握りやすいサイズ感で、歯固めとしても使えるのでなんでも口に入れて遊ぶ時期にとても重宝しました♪。
ちなみに幼児教室のレッスンでは、ラトルの代わりに鈴の楽器を使っています。やさしい音色の童謡に合わせてフリフリとふって音楽と一緒に楽しんでいます♪
2.折り紙くしゃくしゃビリビリ遊び
幼児教室のレッスンで教えてもらった遊びの一つです。
月齢が低い時は、まず折り紙をくしゃくしゃ一緒に丸めるだけでOKです!慣れてきたら、折り紙をビリビリやぶいていきます。
まずは、保護者が赤ちゃんの目の前で破いて見せます。大げさに「ビリビリビリーー!」とやると赤ちゃんがとにかくよく笑います♪こちらも楽しくなるくらいゲラゲラと笑ってくれます♪
ママが楽しそうにやっていると、赤ちゃんも楽しくなるんですね♪
そのうち赤ちゃん自ら手を差し伸ばしてきますので、それから折り紙を渡してあげてください♪コツはおりがみの端に切り込みを入れてあげることです♪
私は色の名前を言いながら取り組んでいます。いろんな色と触れ合え自然に視覚的刺激も与えてくれるので一石二鳥の遊びですね♪
おりがみがなくても、ティッシュペーパーやチラシなど家の中にあるもので手軽にできるので、ぜひ一緒にやってみてくださいね♪
3.はんぶんこ遊び
手先の力が出てきたら次は玩具を使って”はんぶんこ遊び”です♪
我が家では100均で購入したおままごと用のお野菜や果物のおもちゃを使用しています♪
マジックテープでくっついたお野菜を、両手を使って力いっぱい引っ張るので指先の力をつけるトレーニングにぴったりです♪
最初はうまくいかないでポイっとしてしまいがちなので「できた!」を経験させるために、はじめは軽くくっつけて力がなくても”はんぶんこ”ができるようにしてあげるのがポイントです♪
まだ指の力が弱い時期にはマグネットもおすすめですよ♪
我が家では、くもんの「磁石かんじ盤」のマグネットを使用しているのですが、何個も重なり合うマグネットを一個ずつ剥がしていくだけでも立派な手先運動になります♪
このくもんのかんじ盤は漢字の裏側にイラストがついているので、小さい子供も興味を惹きやすく、成長に合わせて絵合わせや漢字合わせもゲーム感覚でできるので子供たちもよく遊んでくれる玩具の一つです。
小さい子供でも扱いやすいのでとても気に入っています
4.クレヨンとんとん遊び
幼児教室では、度々「毎日クレヨンを持ちましょう!」という指導を受けます。そのくらい大切なクレヨン遊び。はじめはクレヨンを持ってとんとんと叩く練習から始めます。
我が家でも、生後6ヶ月からクレヨン遊びをしています♪
月齢が低い赤ちゃんは、お膝にのせて保護者と一緒にクレヨンを握ります。
はじめは、ほぼ親が動かしてる状態ですがラトルと一緒でまず『握る』という動作が大切です。根気よく毎日続けていくと、自らトントンする瞬間が必ずきます!(感動です✨)
幼児教室では、以下の順番でステップアップし成長を促していきました。
↓
グルグル(丸を描く)
↓
シューシュー(線を描く)
※たて線・よこ線
書く(描く)という行為は、動物の中で人間だけができで、字を書くことは幼児にとって思った以上に指先の力を使う作業になります。
今後えんぴつを使うようになる前にクレヨンでのお絵かきで、力を上手に使えるようにトレーニングしていくことが大事だと学びました。
私の通う幼児教室では、握りやすさという観点で「ベビーコロール」を推奨しています。
ファーストクレヨンとして人気のベビーコロールですが、持ちやすく汚れにくいだけでなく、”誤飲しにくい形で舐めても害のない素材で作られている”という点が母目線でとても魅力的です。
なんでもなめてしまう時期に安心して一緒に使える安全なクレヨンです♪
5.シール貼り
赤ちゃんがシール貼り!?と驚きの方もいるかと思うのですが、サポートをしっかりしてあげれば0歳児でもしっかり貼れるようになります!
成長の過程を見られるので個人的に大好きな遊びです♪やればやるほど上達する気がします!
我が子たちは、生後6ヶ月からシール貼りに取り組んだのですが
0才児がシール貼りをする時のいちばんのポイントは“親指と人差し指を使うこと”です。
幼児教室では「意識的に2本の指先のトレーニングをしていくと、物を手にとる時に手全体を使って握るように取る動作から、指先を使って物をとる動作に早く切り替わる。」と学びました。
学んだ通り、シール貼りをコツコツ取り込みましたが2人の息子ともは早い段階で指を使って物を掴むようになりました♪
ハイハイしながらよく床に落ちている細かいゴミやホコリをひろってはじっと見たり、離乳食も手掴みメニューを指を使って上手に食べたりという姿を見られるようになりました。
保育園の先生方や、祖父母などにも指先が「器用な子だね〜」と声をかけてくれもらえる時もありとても嬉しかったことを覚えています♪
そんな効果を感じる2本指のトレーニング “シール貼り” は以下のステップを踏んで進めていきました。
↓
②2本指でシールをつかむことを促す。つかめたら指を支え一緒に貼る。
↓
③自分で紙に貼る練習をする。
最初は、人差し指にシールをくっつけて一緒にシールを始めることから始めます。
その後、シールに人差し指をさし出すようになってきたら、2本指でシールをつかむことを促していきます。
コツは写真のようにシール台を半分に折って、つかみやすい状態で目の前にさし出してあげることです。
「シール台からシールをとる」動作は次のステップ(1才)で自然とできるようになっていきます。
上手に2本指でシールをつかめるようになったら最後に貼る練習をします。
意外とこれが一番難しいのですが、サポートを重ねていくといつのまにか自分でできるようになります♪
利き手は気にせず、右手左手どっちも行いましょう!
6.ネジ回し
モンテ教具で有名なねじ回し。
当時2歳の息子用に旦那さんに作ってもらったのですが、まさかの当時0才の次男にヒットしました♪
ホームセンターでいろんな種類のボルトをゲットし、接着剤で木の板に貼り付けるだけで簡単に作れます!
0才児に手首をひねってネジを回すという行為はまだできませんが、指先で回すタイプのネジだったら上手に指を使って回すことができていました♪
ボルトが固定されているので、指先で回しやすいのかもしれません。
ねじ回しの玩具はあまり市販されていないので、ホームセンターなので木の板とボルトを数種類をそろえてボンドでくっつければ簡単にるくれるので、手作り玩具としてもとてもおすすめです♪
我が家のねじ回しは、長男が大好きな恐竜のイラスト付きです♡
7.円柱さし
図形感覚や創造性を高めてくれる玩具で、モンテッソーリ教育の教具として有名な円柱さし。
我が家で愛用している「まるすぽ」という円柱さし玩具は、対象年齢3歳〜となっていますが、実際にこどもに与えてみると0才から遊べることがわかりました。
当時0歳の息子は、円柱の駒を引き抜くという行為が楽しかったみたいで、入れることはできませんでしたが、抜いたものを入れてあげると繰り返し繰り返し集中して遊んでいた姿がとても印象的です。
ちなみに1才過ぎには、はめようとする様子がみられ始めました♪
こちらの「まるすぽ」のいいところは、円柱の先についている小さい取手があることにより、自然と2本指を使うことを促してくれるところです。
うまく掴まないと円柱の駒を引き出すことができないので、一生懸命指を使って取り組んでいました。
駒のバリエーションも4つあるので、成長に合わせて難易度を上げて取り組んでいけるのでとてもいいですね♪
4才の息子は私とどっちが先にはめられるか、競争をしながら遊んでいます!
負けると悔しくて起こりながら「もう一回!」と言ってきて、負けず嫌いな一面を見ることができて親ながら嬉しい気持ちにもなりました♪
0才から成長に合わせていろんな使い方ができるので、こちらも買ってよかった玩具の一つです♪
おわりに..
赤ちゃんの手先は大人がグローブをはめた状態という話を聞いたことがあります。
想像するだけで動かしにくいですよね。それを無理やり動くように強制するのは子供にとって苦痛な体験なことになってしまいます。
0歳の赤ちゃんと指先運動をする時に、個人的に気をつけていることは、
“無理にやらせない、飽きたらやめる、楽しくやる”ということです。
こどもの成長に寄り添ってサポートをして、少しずつできるようになる時間を一緒に過ごすこと、環境を作ってあげることが大切なのかな♪と思っています。
子供の成長具合や、モンテ用語でいう敏感期は、子それぞれ違うので子供の様子をよく観察して親子でぜひ楽しく取り組んでいけたらいいですね♪
一緒に育児頑張りましょう!
……Ruiko
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