こんにちは!昭和生まれの令和ママRuikoです。
我が家の長男は現在小学2年生。小学校生活にもようやく慣れてきましたが、振り返ってみると小学校入学前に「やっておけばよかったな」と親目線で感じたことがいくつかあったので、ここでご紹介したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ!
・小学校入学するまえにやっておくべきことを知りたい。
・現役小学生ママのリアルな声を聞きたい。
・小学校生活に子どもが馴染めるか不安……。
小学一年生を終えた今、母が思うこと
まず、小学校生活を丸っと1年終えてみて今思うのが「息子よ。本当によく頑張った!」
小学校生活は思っている以上に激動でした。
特に入学したばかりの4月・5月。学校生活に対しても、新しい友達との関わりにおいても、親子ともども戸惑うことがたくさんことがありました。
入学して1週間後に大好きだった保育園の先生にランドセル姿を見せに行ったとき、「保育園に戻ってきたいよ……。」と先生に抱きついて泣く息子の姿は一生忘れないでしょう。

今ではそんなこともあったねと笑って話せますが、当時は私も子どもにどう寄り添おうかと悩んだものです。
そのくらいガラッと環境が変わる小学入学。少しでも子どもが思い描いていた学校生活とギャップを感じないためにも事前準備が大切だなと今さらながら感じています。
「小学校入学前にやっておけばよかった……。」と後悔した3つのこと
では本題となりますが、私が小学校入学前にやっておけばよかったと思ったことは3つです。
- マナー本で小学校生活の予習
- 漢字を先取り学習
- 習いごとの一時休会
エピソードとともにお話ししていきますね。
後悔①: マナー本で小学校生活の予習をしておけばよかった……。
まず私が一番後悔したのが、入学前に「小学校生活」について予習する時間を作ってあげなかったこと。
なぜなら、保育園生活と小学校生活では全くの別世界。
私の「楽しく通ってくれるだろう」「勝手に馴染んでいくだろう」という思いとは裏腹に、息子は入学後うまく学校でたち振るまえず戸惑っていたのです。
小学生になると思っている以上に多くの人と関わります。そして大きな集団のなかで常に動くことになります。
先生が常に目配せして寄り添ってくれる保育園とは違い、自分の判断で動くことも増え、できなければ注意されたり、ときにはお友達からバカにされたりすることも……。
息子に小1にして「人に揉まれる」という経験を初めてしたのです。

今思えば、小学校1年生のとき息子の自己肯定感は過去ワースト。
自信を失い「ボクなんて……。」という発言も多く耳にしました。
心配なのはメンタルだけじゃない! 息子の生活態度も気になる母。
また、母からすると気になるのは息子のメンタルだけではありません。
小学校に上がってからの、生活態度に悩むこともありました。
例えば、
「毎日、ふで箱を空にして帰ってくる」
「宿題をやろうとしない」
「遅刻=悪いことと思っていない」
「忘れものが多い」
授業参観があった日においては
「先生にタメ口で話している」
「授業中、授業とは関係ないことをしているときがある」
「授業中の態度が悪い(だらしなく座っている)」
「机の中やロッカーが汚い」
などのことがすごく気になってしまい、注意してもなかなか改善せず……。保育園と違って先生とコミュニケーションを取れる機会がほとんどない小学校。親としてどうすべきか真剣に考えたものです。
悩むなか、ある本に出会います
そんなある日、本屋さんでたまたま出会った小学校のマナー本。
ふらっと立ち読みすると、親として伝えたいことを子どもにわかりやすい言葉で書いてくれていて「まさにコレだー!」と興奮する私。と同時に「入学前に読んでいればもっと違ったのかな……?」と思わされた本です。
我が家は就学前に読んであげられなかったのですが、今からでも遅くないと思い1年生の夏休み中にこのルール本を拝読。2学期以降の学校生活について子どもと話し合いました。
我が家が読んだ本はこちら↓
VIA:楽天市場
小学校とはどんなところ?ということから、入学前にやっておくと良いこと、入学後はどんなことに気を付けるべきか、前向きな言葉で綴られています。
イラストも可愛く子どもの食いつきもGood!
小学校入学を目の前にしているお子さんにぜひ読んであげてほしい絵本です。
後悔②:漢字の先取り学習をしておけばよかった……。
漢字の先取り学習も、後悔したことのひとつ。
今小2ですが、学校で習う漢字の多さと習得のペースの速さにとても驚いています。
ところでみなさん、小学校6年間で学ぶ漢字の数をご存知でしょうか?

なんと「1026字」です。
学年ごとの内訳は以下の通り。
- 1年生:80字
- 2年生:160字
- 3年生:200字
- 4年生:202字
- 5年生:193字
- 6年生:191字
一番のハードルは習う漢字数が2倍になる小2。
ここで漢字につまづくと、後が大変だなと感じています。
現在次男(5歳)が幼児教室に通っていますが、そこの先生によると「漢字は入学前になるべくたくさん触れさせておくと小学校に入ってからとても楽。テストの点数も全然違いますよ。」とのこと。
小2の長男が今、完全に漢字の壁にぶち当たっているためそのお言葉が染みました。
漢字はなるべく早い段階から習得を進めておくことをおすすめします。
後悔③:入学シーズンは、習い事をストップしておけばよかった……。
小学校入学後、身近にこうしているママさんがいて、私もそうすればよかったなと思ったのが「習い事の一時的な休会」
4月は子どもにとって刺激たっぷりな1ヶ月。
思っている以上に子どもは疲れて帰ってきます。
我が家は、学童クラブも同時にスタートしたので新たな環境2つに身を投じるわけですが、帰ってきてからは宿題と次の日の準備と大忙し。
日によっては疲れすぎて、夕飯も食べずに寝てしまうことも……。
とても習い事に集中できる日々ではありませんでした。

この時期、頑張りすぎて体調を崩すお子さんも多く見かけましたよ。
我が家は公文と水泳をやっていたのですが、これまで毎日やっていた公文のプリントもできず(もちろん思うように通塾もできず)、水泳も何度かお休みをしました。
「無理せず休会という手をとっていてもよかったかもな〜。」そのとき後悔しました。
なので、習い事をいくつかしている方は休会という選択肢も考えてみてください!
新しい生活リズムに慣れてきたときに、無理なく再開できるといいですね。
子どもが新たな環境でギャップを感じないために
小学校入学という大きな節目を子どもと一緒に経験し、今思うのが入学前に子どもに対して「小学校は楽しいところだよ」と言いすぎるのは良くないということ。
というのも、あまりにも楽しいところ、友達がたくさんできるところ、と言いすぎると、そうならなかったときのギャップに子どもが苦しめられやすくなるからです。
お子さんが純粋なほど、本当に友だち100人できると思って、大きな期待をふくらませて入学します。
まさに私の息子はそういうタイプ。
友だちたくさんできて、人気者になれると本気で思っていたようです。
ですが、実際はそんな甘くありません。
合う子もいれば、合わない子もいる。
自分に興味を持ってくれる子もいれば、そうでない子も多数いる。
リアルな学校生活は、楽しいことだけではないのです。
しかし、思う通りにいかなかったとき、どうすればいいのかって意外と周りから教わりませんよね。
自分の気持ちを言葉にするのが苦手なお子さんは、自分で抱え込んでしまうこともあるでしょう。
だからこその、ここでご紹介したマナー本はとても価値のあるものだなと感じています。
集団生活のマナーを学びながら、困ったときの対処法もさりげなく教えてくれる。
ぜひ、入学準備のひとつに「いちねんせいえほん はじめての「よのなかルールブック」」を読むを加えてみてくださいね!
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